「経営戦略論A・B」

この授業では、企業が収益を上げたり、社会の中に存在し続けたりするために不可欠な「経営戦略」について学びます。具体的には、企業全体としてどのようなビジネスに取り組むのか、個々のビジネスにおいてライバル企業との間にどのような違いをつくって競争するのかという問いについて、理論的な考え方と実際に企業が行っている取り組みをバランス良く紹介します。

「ビジネスプラン論」

新たなビジネスを立ち上げる際には、具体的なビジネスプラン（事業計画）が欠かせません。この授業では、学生が自ら考えたビジョンをベースに、ビジネスの「アイデア」をより具体的な形で「設計図」として描き出していきます。具体的には、起業家精神、事業構想、経営戦略、マーケティング計画、数値計画などを学び、実際に一人ひとりのビジネスプランを策定する少人数制の授業です。

「グローバル競争論」

次世代「Society 5.0」に構造転換を急ぐ日本、「インダストリー4.0」を初提唱したドイツ、「未来に向けた産業政策・戦略」の英国や米国、「中国製造2025」の中国など、様々な国々のグローバル競争の過去・現在・未来を紹介します。日々ひしめきあい熾烈なビジネス競争を繰り広げるアップル、トヨタ、ファーウェイなども登場し、国・産業・企業の3レベルから大局観を持ち、国際経営に備える知識・能力・思考法を身につけ成長していきましょう。

「連結財務諸表論」

連結財務諸表は子会社や関連会社を含めた企業グループ全体の経営成績や財政状態を示した財務諸表です。2017年に日商簿記検定2級の出題範囲に連結財務諸表の作成が加えられて以来、検定合格の鍵を握る重要なポイントとなっています。この授業では、①連結財務諸表が重視されるようになった背景、②連結会計における基本的な知識（連結範囲など）、③連結財務諸表の作成方法、と段階を踏んで学習することで連結会計の考え方や仕組みが理解できるようになります。