神戸青年会議所の産官学連携事業が本格始動。参加中のゼミが続々企業を訪問中!
公開日:2022年7月4日
6月8日(水) 白ゼミの学生が【株式会社EGIJ】を訪問
4月にキックオフした、神戸青年会議所の産官学連携事業『New Kobe New Self』。神戸の企業やまちが直面している課題を共有し、ともに解決策を考えていく課題解決プログラムです。
本学からは4ゼミが参加中。そのひとつ、商学部マーケティング学科・白 貞壬(ベック ジョンイム)教授のゼミに所属する学生のうち4名が、6月8日(水)に株式会社EGIJ(神戸市灘区)を初訪問。事業説明および現在の課題、学生にお願いしたいことなどについて、具体的な説明を受けました。
ここから定期的にミーティングを行いながら、中間発表に向けてより効果的な課題解決策を考えていきます。
6月22日(水) 秦ゼミの学生が【神戸市立須磨海浜水族園】を訪問
白ゼミの学生たちに続き、6月22日(水)には、商学部マーケティング学科・秦洋二教授のゼミに所属する学生6名が、神戸市立須磨海浜水族園(神戸市須磨区)を訪問しました。
“スマスイ”の愛称で神戸市民に親しまれている須磨海浜水族園。現在は、指定管理制度(※)により株式会社グランビスタ ホテル&リゾーツが運営を行っています。
※)民間のノウハウの活用と競争原理の導入により、市民サービス向上等を図ることを目的とする制度
この日は、そうした運営方式の解説をはじめ、スマスイの歴史について、広報担当の方から説明を受けた学生たち。また、『平時ではない世の中での新たな水族館運営』『マイクロプラスチックなどの影響による海洋汚染問題』『人の往来による地域のごみ問題』といった、水族園が抱える課題を共有しました。
メモを取りながら真剣に聞いていた学生たちは、それぞれ気になったことや疑問に感じたことを積極的に質問していました。
スマスイの歴史や抱えている課題に触れ、「チームで協力して、最善の提案ができるようにがんばります!」と意気込みを語ってくれた宮本直弥さん(商学部マーケティング学科3年)。
そんな学生たちの思いを受け、秦教授も「須磨海浜水族園の課題解決に少しでもお役に立てるよう、学生と一緒に考えていきたい」と話しました。
【神戸市立須磨海浜水族園】は2023年5月末で閉園。2024年には、新たな水族館・神戸須磨シーワールド(仮称)として生まれ変わります。学生たちが取り組むのは、新旧2つをつなぐ提案。‟スマスイ”が「地元神戸で果たしてきた役割」「地域に提供してきた価値」をポイントに、課題解決のために「何ができるか?」を考え、7月の中間発表に臨みます。