長坂ゼミが、平野商店街のシェアカフェで飲食店経営にチャレンジ!

長坂ゼミが、平野商店街のシェアカフェで飲食店経営にチャレンジ!

公開日:2022年6月20日

長坂ゼミが飲食店経営にチャレンジ!

今夏、平野商店街(神戸市兵庫区)の空き店舗を利用した飲食店経営にチャレンジする、商学部マーケティング学科・長坂泰之准教授のゼミ。6月6日(月)に、ゼミに所属する3年生14名が、店舗を運営する卒業生と事業計画についてディスカッションを行いました。

長坂ゼミは、『商業まちづくり:商業者経営(個)とまちづくり(集積)』を研究テーマに、社会の現場を五感で感じながら、意欲的に活動しています。今回の飲食店経営は、商店街などのフィールドワークを行っている長坂ゼミに、卒業生の光山和弥さん(商学部 2018年卒)から「地元のシェアカフェで出店してみませんか?」と話を持ちかけられたのがはじまり。

シェアカフェを運営する光山さん

空き家の活用事業に携わる光山さんは、平野商店街内の元々串カツ屋だった空き店舗をリノベーションし、シェアカフェ“KIKKAKE PLACE” を運営。壁に漆喰を塗るのを地域の子どもたちに手伝ってもらうなど、まちぐるみの取り組みです。

ゼミ学生たちが“KIKKAKE PLACE”を初訪問し、光山さんから説明を受け、今回の挑戦を決めたのが3月。そこから、実施スケジュールなどの全体統括、周辺環境のリサーチ、メニューや原価計算、販売促進やPR活動などを、それぞれの担当チームごとに考えてきました。そして、自分たちなりの事業計画書を作成。この日は、光山さんを含む全員が店舗に集まり、事業計画案をもとにディスカッションを行いました。

事業計画を相談する学生たち

説明を受ける学生たち

学生が考えたお店のセールスポイントは『ランチが提供できる。学生たちとの会話が楽しめる。気軽に立ち寄ることができる』。提供するメニューは、パスタとオムライス。材料費や予想する客数をもとに販売価格を設定したものの、果たして大学生が作ったクオリティで売れるのだろうか? と心配の声も。

一方で、大学生だからこその付加価値やサービスについて考えたり、テイクアウトや予約販売といったこれまでなかったアイデアが出たり。ひとりでは難しくても、仲間と協力して挑戦することで新たな可能性を見つけられる、ということを体感したようです。

アイデアを出し合う学生たち

今後は、食材の仕入れ、Instagramの開設など、8月の実施に向けてやるべきことを確認しながら、事業計画をブラッシュアップしていきます。

学生のコメント

鈴木郁翔さん(商学部経営学科3年)

学生コメント鈴木郁翔さん

「長坂ゼミは、みんな仲が良くて、思ったことを自由に言える雰囲気です。
今回のお店のイメージはまだざっくりとしか決まっていませんが、どういう商品を提供し、どういうサービスを行うかを考えながら、ゼミで意見を出し合って事業計画をレベルアップしていけたらと思います。そのうえで、自分たちが楽しみながらやっていきたいです」

卒業生のコメント

光山和弥さん

卒業生コメント光山和弥さん

「学生たちは主体的に考えてくれて、前向きに取り組んでいます。事業計画を作成し、販売まで行うこの経験は、起業するにしても、就職するにしても役立つと思います。
ここ“KIKKAKE PLACE”を活用していろいろな人に挑戦してほしいし、みんなでワクワクしたい。そして、いろいろな人たちが関わりあって、商店街やまちを活性化していけたらいいな、と思います」

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