“Made in KOBE”を多くの人へ。『神戸ワイン認知拡大プロジェクト』

“Made in KOBE”を多くの人へ。『神戸ワイン認知拡大プロジェクト』

公開日:2022年7月1日

5月26日(木) 神戸ワイン認知拡大プロジェクト『説明会』

『New Kobe New Self』の学内説明会

またひとつ、新たな社会連携企画がスタートしました。その名も『神戸ワイン認知拡大プロジェクト』。

5月26日(木)には説明会を実施し、担当教員である人間社会学部観光学科の西村典芳教授が、プロジェクトの詳細および今後のスケジュールについて説明を行いました。

説明を聞く学生1

説明を聞く学生2

本プロジェクトは、神戸ワインが抱えている課題を解決するため、神戸ワイナリーにてブドウの生産やワイン醸造について学び、神戸ワインの認知拡大につなげる提案・企画運営を行うもの。参加学生たちは、西村教授指導のもと、ワインセミナーや園場での除葉作業・収穫体験を行いながら、認知拡大に向けた提案や商品開発に取り組んでいきます。

6月15日(水) 参加希望者が集合。『オリエンテーション』を実施

オリエンテーション

5月下旬の説明会を経て、6月15日(水)に『オリエンテーション』を実施しました。

神戸ワインを製造する【神戸ワイナリー】の運営会社である一般社団法人農政公社の方からのお声がけによりはじまった、今回のプロジェクト。1984年、【神戸ワイナリー】開園と同時に販売がスタートして以降、国内外を問わず評価されてきた神戸ワインですが、一方で課題も。そこで、本プロジェクトでは、神戸ワインが抱えている「関西圏以外で知名度が低い」「地元神戸で飲めるお店が少ない」という課題の解決策を考えていくことになります。

ワインが好き

この日のオリエンテーションには、10名の学生が参加。まずは、一人ずつ前に出て自己紹介を行いました。その後、担当教員である西村教授より、今後の予定について説明。参加した学生の多くが、「ワインが好き」「ワイン造りの工程に興味がある」と話していて、今後の取り組みを楽しみにしている様子でした。

6月18日(土) いよいよ、本格始動。ぶどうについて知り、ぶどうに触れる!

神戸ワイナリー

6月18日(土)は、ワインの製造を行っている神戸ワイナリーを訪問。原料となるぶどうについて知り、触れてみるところからスタートしました。

この日参加したのは、10名。まずは、座学で神戸ワインの歴史やワイン造りの工程について学びました。その奥深さに触れ、よりワインに魅了された様子の学生たち。講義の後、本日行う“グレープガード”という作業について説明を受け、全員でぶどう農園へ。

神戸ワインの歴史を学ぶ

神戸ワインの歴史を学ぶ

“グレープガード”とは、ぶどうの房のうえをビニールフィルムで被覆して雨避けをすること。ぶどうの小さな実が雨にあたると、腐ってしまったり、病気にかかったりするため、雨の多い日本でのワイン造りにとって、非常に重要な作業。雨からぶどうの果実を守ることで、高品質のぶどう生産が可能となります。

ワイン畑

神戸ワインのぶどう

雨上がりで蒸し暑さを感じるなかでの慣れない農作業に困惑する学生たち。それでもみんなで協力しながら、夢中になって “グレープガード”の設置に励んでいました。

ワイン造りの基礎である、ぶどうの育成に関わったことで、興味はありつつも少し縁遠かったワインに親しみを持つことができたようです。

グレープガード

ワインぶどう栽培

作業終了後、神戸ワイナリーの方から、学生たちにシャンパンとぶどうジュースが提供されました。お酒をあまり飲んだことがなかったり、シャンパンを初めて飲むという学生も多く、「これからワインについて詳しくなりたい」と意気込んでいました。

神戸ワイン

乾杯

自分で汗を流して作業に取り組んだ後の乾杯は、格別。いつも飲むお酒とはまた違ったおいしさがあったようで、参加した学生たちは贅沢なひとときを過ごしました。

7月3日(日)には、再び神戸ワイナリーを訪問する学生たち。次回は、ぶどう畑の剪定作業を行う予定です。

本学には、幅広い業界の企業や地域・自治体と連携し、それぞれが抱える課題解決に学生たちが取り組む『社会共創プログラム』が多数あります。学生自身が、仲間と協力しながら調査・企画・提案から商品化・実用化までを行い、問題解決力を身につけていきます。

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