羽藤ゼミが『第1回学生マーケティング研究会』に参加。日産自動車の課題解決で優勝!

羽藤ゼミが『第1回学生マーケティング研究会』に参加。日産自動車の課題解決で優勝!

公開日:2021年1月29日

第1回学生マーケティング研究会

商学部マーケティング学科・羽藤雅彦准教授のゼミに参加する2年生2チームが、1月23日(土)にオンラインで開催された『第1回学生マーケティング研究会』の最終プレゼンテーションに参加。1チームが予選で優勝し、決勝へ進出しました。

『学生マーケティング研究会』は、 CCCマーケティング総合研究所が、生活者や企業、教育機関、自治体などとの共創によるイノベーション創出の一環として、2020年にスタートさせたオープンイノベーションプラットフォーム。

第1回目の開催となった今回は、6大学8ゼミと一般企業4社(オール日本スーパーマーケット協会・ゼビオ株式会社・日産自動車株式会社・株式会社吉野家)が参加。2020年9月26日(土)にオリエンテーションが開催され、今回の研究テーマ「現代消費をとらえ、若者視点での新たなマーケティング企画を作成する」を元に、各企業担当者から企業課題のレクチャーが行われました。

本学から参加した羽藤ゼミの2年生2チームは、「大学生におけるスポーツの価値とは?その価値を実店舗とどのように繋げるか考える」というゼビオ株式会社と、「若者が心から欲しいと思える自動車サービス・プロダクトを提案する」という日産自動車株式会社の課題に取り組むことに。途中行われた中間発表で企業側からいただいたアドバイスや指摘を踏まえて企画を練り直すなど、4か月間にわたり課題研究に取り組んできた学生たち。最終プレゼンテーションを前に、両チームの代表者が意気込みを語ってくれました。

日産自動車株式会社チーム

辻中 拓摩さん(商学部マーケティング学科2年)

辻中 拓摩さん(商学部マーケティング学科2年)

「車離れをしている若者に、どうしたら車を購入してもらえるか。 今回はSNSを活用せず、今までにないような提案を考えました。そのなかで一番大変だったのは、世の中に自分たちの企画と被るものがないかを探っていくこと。ただ、アンケートを取るのも初めてだったので教えてもらいながらの作業になったり、企業の担当の方はフレンドリーで話しやすかったとはいえ、まったく面識のない企業人とのやり取り自体が初めてだったのでメールの送り方など意識しないといけないこともあったり。他大学は3年生が多く、そういうところでのアドバンテージもあったり・・と、ほかにも大変なことはいろいろありましたが、実現できたらすごくおもしろい提案になったと思います」

柏田 凜乃介さん(商学部マーケティング学科2年)

柏田 凜乃介さん(商学部マーケティング学科2年)

「自分たちが考えたアイデアを企業の方が生かしてくれたら・・という思いが強くあったので、先生には何回もダメ出しされましたが(笑)、それ以上に毎回毎回もっとがんばろうという気持ちになりました。中間発表のとき、日産の担当の方からうれしいお言葉をいただき、自分たちの思いがちゃんと伝わったんだな、と。それがモチベーションになり、『みんなで頑張ろう』という気持ちが生まれたし、元々全然できなかったパソコンもできるようになり自分の成長にもつながったし、とてもいい経験ができたと思います。そうやってみんなで頑張ってきたことを、最終プレゼンで証明したいです」

ゼビオ株式会社チーム

林 駆凜さん(商学部経営学科2年)

林 駆凜さん(商学部経営学科2年)

「僕たちは、スポーツに限らず、ファッションなど大学生がお金を使うジャンルとのコラボを通して売り上げに貢献していく、という提案を考えました。学生団体に所属しているので、これまでも企業の方と接する機会はありましたが、今回のようなタイアップははじめて。企業の方々がどういうことを求めているのか。そこを考えるのが難しかったです」

橋本 弥沙さん(商学部マーケティング学科2年)

橋本 弥沙さん(商学部マーケティング学科2年)

「考えたアイデアに対してアンケートを取ったら興味がない人が多かったり・・。最終の提案に辿りつくまでには苦労しましたが、一人で考えるよりみんなで考えた方がいいアイデアが出るんだ、と気づくことができました。また、最初は使えなかったパワーポイントも、この取り組みのなかで使えるようになり、いろいろな意味で成長できた気がします」

それぞれが強い思いを持って臨んだ、最終プレゼンテーション。まず、参加16チームによる予選が行われ、各企業ごとに優勝チーム(4チーム)が選出されました。羽藤ゼミは、日産自動車株式会社への企画提案で見事優勝し、決勝へ。残念ながら、総合優勝は逃しましたが、提案には高い評価をいただきました。

今回参加した学生はまだ2年生。この経験と悔しさを今後の取り組みに生かし、自身のさらなる成長につなげていきます。

本学では、こうした幅広い業界の企業をはじめ、地域・自治体などとコラボレーションし、学生主導で課題解決を行う『社会共創プログラム』を数多く展開しています。
自らで考え、調査し、仲間と意見交換をしながら共同で課題に取り組み、ひとつの成果を作り上げていくことを通して、問題解決力を身につけます。

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