【瀬戸内カレッジ成果報告会】で、男子心をくすぐる旅行プランを提案!

【瀬戸内カレッジ成果報告会】で、男子心をくすぐる旅行プランを提案!

公開日:2019年12月26日

瀬戸内カレッジ

大学生による瀬戸内エリアの魅力発見プログラム【瀬戸内カレッジ】の『成果報告会』が、12月16日(月)、ホテルグランヴィア大阪にて行われました。本学からは、羽藤ゼミの学生9名が参加。昨年の【南九州カレッジ】に続き、2度目のチャレンジとなります。

JR西日本・自治体・大学が連携した産官学プロジェクトとして、2012年度にスタートした【カレッジ】。『若者視点を活用した地域活性化』『旅行需要の喚起』『学生の成長機会創出』を目指し、これまで北陸、南九州、新潟エリア等で毎年行われてきました。 そして、2019年度は瀬戸内エリア(岡山、広島、山口、香川、愛媛の5県)を対象に、【瀬戸内カレッジ】を実施。本学を含む6大学・計約70名の学生たちが参加しています。

8月19日~21日の3日間、全11チームに分かれた学生たちは、それぞれの担当地域で体験実習(視察)を実施。地元の方々との交流、観光素材の体験を通して、新たな魅力や地域が抱える課題を探りました。

瀬戸内カレッジ 新聞記事

クリックで拡大

瀬戸内カレッジ 新聞記事

クリックで拡大

松山市・広島市・呉市・廿日市市を担当した羽藤ゼミの学生たちは、体験実習後、大学生100人に「中四国へ旅行に行くなら、どういったルートで行くか?」というアンケートを行いました。その結果、学生には『周遊』という発想がないことが判明。そこで、3日間の体験実習によって自分たちが感じた、各地域の魅力や課題を掛け合わせ、『周遊切符の認知度向上』と『周遊の魅力向上』を提案しました。全11チームのなかで唯一、ターゲットを『男子大学生』に設定し、男子心をくすぐる旅行プランを作成。また、大学生ならではの斬新な視点でのプロモーション案を考案しました。

当日の発表では、各エリアの隠れた魅力を堪能できる体験型プランのワクワク感や楽しさを、会場をうまく巻き込みながら、チーム一丸となって演出。昨年同様、トップバッタ-での発表でしたが、そのプレッシャーも気負いも一切感じさせない堂々とした姿に、頼もしさを感じました。

惜しくも受賞は逃しましたが、審査員の方々からは「アイデアの豊富さが素晴らしかった」「ターゲットが明確になっていてよかった」「ターゲットの特性や傾向の分析には大いに共感した」など、高い評価をいただきました。

瀬戸内カレッジ

代表の金龍誠さん(商学部3年)は、「これだけの大企業に全面的に支援・バックアップしてもらって、これだけ大きなお金が動くプログラムに参加できることは、これからの人生でも一度あるかないか。そういう機会に参加できたことはすごくありがたいです。0から1を創り上げる大切さと難しさ、チームというものの素晴らしさを、すごく感じました。受賞はできなかったけど、全力を尽くした結果なので、みんなも満足していると思います」と、清々しい笑顔で語ってくれました。そして最後に、「来年は必ず1位になっていると思っています!」と。

瀬戸内カレッジ

一方、約半年間、学生たちを見守ってきた羽藤雅彦准教授は「中間発表のときは全チームで最下位の評価でしたし、客観的に見てもそうでした。でも、そこから1カ月でここまで挽回できたというのは、本当に学生たちは頑張ったと思います。半年もかけて何かに取り組むというのは、クラブ活動以外では社会連携くらいしかありません。そういった経験ができるのは、すごく貴重なこと。こんな大きな会場で、これだけの人を前に話す機会もないので、すごくいい勉強になったと思います」と、学生たちの頑張りと成長を称えました。今後、学生たちに期待することについては、「就職したとき、この経験を活かして頑張ってもらえたら十分です」と。

参加学生も関係者も、昨年よりずっと多かった、本年度の最終報告会。そのような環境でプレゼンをできたことは、学生たちにとって貴重な経験になったと同時に、今後の学びや社会生活に大きく活かされていくことと思います。

前出の金龍誠さんの最後の言葉にあるように、学生たちの心はすでに次回のチャレンジへ。来年度、どんな姿を見せてくれるのか、楽しみです。

関連リンク

社会連携 新着記事

社会連携一覧を見る

資料請求

大学案内

ページトップ