第1回レインボーウィークを開催 ~私が私で居られる場所づくり~

第1回レインボーウィークを開催 ~私が私で居られる場所づくり~

公開日:2019年5月7日

本イベント主催のジェンダー/セクシュアリティ・スタディーサークル「True Colors」は、昨年に学生が主体となって設立。
2018年度大学生活改善提案コンテスト「学生チャレンジプロジェクト」において、LGBT理解を推進する『レインボーウィーク』の提案で優秀賞を獲得し、本学初の開催となりました。

部長の平郡栞奈さん(人間社会学部3年)は、「理解が人と環境を明るくする」をモットーに、みんなが生きやすい環境を目指し、「まずは知ってもらう」ことからはじめようと活動しています。

“まずは知ってもらう”機会として LGBT理解について

本学のジェンダー/セクシュアリティ・スタディーサークル「True Colors」は設立してもうすぐ1年。
これまではTwitterなどでの発信を行っていましたが、まだまだLGBTやサークル活動が認知されていないと感じています。
今回のレインボーウィークでは、“まずは知ってもらう”機会として、いろいろな形でLGBT理解について発信しました。

新入生学生ガイダンス

部長の平郡さんが新入生を対象に「性の多様性と尊重」について説明を行いました。
「私たちは、理解が人と環境を明るくすると考えています。ひとりひとりの個性や特性が尊重される文化を根付かせる必要があります。」
(一部抜粋)

おしゃべりカフェ

第1回レインボーウィーク

ジェンダー/セクシュアリティについて気軽に話ができる場所づくりを試みました。
LGBTに限らず一人ひとりの性のあり方は本当にさまざま。 お菓子やお茶を楽しみながら、まるでカフェでおしゃべりしている感じで性についてトークしました。

映画鑑賞会 「ハイヒール革命」

第1回レインボーウィーク

知らない人でも観やすい内容はどれなのか学生で話し合い作品を選定しました。
トランスジェンダーの苦悩、カミングアウトでの環境変化、周囲の理解、夢を叶えた後の現実・・・など、 本人だけではなく周囲の視点からも語られているリアルなドキュメンタリー&ドラマとなっています。
作中での「周りが理解すれば、障害を無くすことができるのかな」というセリフが心に響きます。 思わず涙する人、理解というより共存と感じた人、さまざまな思いが芽生えた鑑賞会となりました。
上映後のアンケートでも評価が高く、今後の活動にもつながる結果となりました。

LGBT関連図書展示

第1回レインボーウィーク

学生が選書したLGBT関連図書を、図書館内ブックツリーコーナーにて多数展示しました。
連日貸出が多く、補充が追いつかないことも。たくさんの方に興味を持っていただけたと実感できました。

「このたび、第1回レインボーウィークとして開催させていただきましたが、これに留まらず、学祭や扇町公園(大阪府)で開催されるレインボーフェスタへのブース出展など、サークル活動の場を広げていきたいです」と平郡さん。

今後も本学では、学生が中心となるからこそ伝えられることを発信していきたいと考えています。

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