2018年度学生チャレンジプロジェクト 最終審査結果発表
公開日:2019年1月16日
チャレンジ精神を養い、企画力を育むプロジェクト
学生自ら課題を考え、その改善策を検討する「学生チャレンジプロジェクト」。
2018年度は「大学をより良くするための、または学生生活をより充実させるための改善提案」「キャンパス内の全面禁煙徹底に向けた提案」「高校生に向けた大学広報に関する提案」の3つのテーマに対して、学生たちが大学活性化施策の提案を行いました。
最終審査は1月12日(土)に行われ、最優秀賞・優秀賞・特別賞が決定。表彰式では受賞団体に中内学長から表彰状・副賞が手渡されました。
※画像はそれぞれのチームの発表スライドより
最優秀賞
学生が情報発信する新しい大学広報のシステムの提案 K26川合クラス(1年生)
新しい大学広報ツールとして学生が作成する「出身高校に贈るメッセージ付きポスター」を提案。
高校教員へのアンケートを行った結果、卒業生について最も知りたいことは「楽しい大学生活が送れているのかどうか」でした。そのためそれぞれの学生が「今がんばっていること」「これからの目標」などの内容でポスターを作成。11月の学園祭では全員分のポスターを展示し、その後出身高校の先生へ「後輩たちへのメッセージ」やお礼の手紙と共に、ポスターを郵送しました。
学生が大学の良さを発信するこの取り組みは高校の先生方にも好評で、学生にとっても自分の大学生活についてあらためて考えるきっかけになり、自信を持ってがんばっていると言える自分になりたいという意欲につながりました。
優秀賞
多様性を尊重する環境づくり ~レインボーウィーク~ True Colors(文化会サークル)
レインボーウィークとは、LGBTを含むすべての多様性を尊重するキャンパスを作るためのイベントが行われる1週間のことで近年、全国の大学や世界各国で開催されています。
サークル「True Colors」では、学内でアンケート調査を実施、学生たちはLGBT等のセクシャルマイノリティに関する知識がないためどう対応すればよいかわからないと感じていることがわかりました。
そのため「レインボーウィーク」にはさまざまな学生が一緒に知識を深めてもらえるようなお茶会や映画の上映会の開催、図書館と連携したレインボーコーナーの設置を企画、またこの取り組みをサークルだけでなく大学全体で発信していきたいという想いで新たに新入生向けの試みについて提案しました。
今後はサークル所属学生と専門教員が中心となり、継続を図っていきます。「理解」が人と環境を明るくし、学生がのびのびネアカに過ごせる大学の雰囲気づくりが期待されます。
特別賞
本物の部屋「選べる空間~リラックスとプライベート」 西尾ゼミ(2年生)
自分たちが大学で学生生活を過ごす中で気がついた「グループワークにより最適な、グループワークがよりはかどる場所」をコンセプトに、大学内で上手く有効活用できていない空間を活性化するプロジェクトです。
近年増加しているディスカッションやプレゼンテーション、グループワークを採り入れた授業に対応して、学生同士のディスカッションの機会を増やし、協同作業がしやすく、必要備品がすべて揃った場所がほしいという学生たちの要望を満足させるスペースづくりを目指しました。
手軽に手に入る「パーティション」機材を活用し、低予算で劇的に学生の想いがつまった空間へ改造できるというこの企画は、大学事務局と打ち合わせをしながら、この春休みに実現に向けて始動する予定です。
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