お客さまはもちろんスタッフも! 蘇州園のウェディングが選ばれる理由

お客さまはもちろんスタッフも! 蘇州園のウェディングが選ばれる理由

公開日:2020年2月28日

キャリアアップセミナー

キャリアアップセミナー3日目のプログラムが、2月27日(木)、ザ・ガーデン・プレイス蘇州園にて行われました。

この日、学生たちが訪れた蘇州園は、前日に訪れたポートピアホテルのグローバルかつ現代的な雰囲気とは対照的な、絢爛豪華な純和風建築の結婚式場。学生たちの多くは、今回のプログラム参加で初めてその存在を知ったようで、風情ある独特の雰囲気に驚いていました。

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最初に講義を行ったのは、(株)リクルートマーケティングパートナーズ・ゼクシィ関西グループマネージャーの中島みき氏。

まず、男女の平均初婚年齢や生涯未婚率の推移等のデータや、恋人の有無、出会いのきっかけ、結婚への考え方などのアンケート調査を提示。学生たちに質問を投げかけたり、意見を求めたりしながら、改めて‟結婚”というものについて考えました。

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最後に、1980年代からの結婚式の変遷を辿り、最新の演出やTOPICSを紹介。ブライダル業界が今どうなっているのか、についてお話しされました。学生たちにとって、時代や社会背景に大きく影響されながら移り変わってきた‟結婚式”や‟結婚への価値観”を学ぶ、いい機会になりました。

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続いては、ザ・ガーデン・プレイス蘇州園総支配人の村田智則氏が、蘇州園の概要や歴史、お客さまの特徴から、大切にしている想いについて話されました。

受け継がれてきた建物の風情。気候・季節によって表情を変える庭園。ありのままを味わう良い食材。必要以上に手を加え飾り立てないおもてなしが蘇州園の魅力、と語られた村田氏。邸宅時代の家人が行っていた習わしを継承するため、玄関の引き戸の取っ手は内側にしかなかったり、建物内に階段しかなかったり、不便の先に生まれる‟人の手によるおもてなし”を大切にされている、とも。すべては人、と学生たちに強く伝えられました。

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その後、現役のウェディングプランナーの方が、実際に結婚式をされた新郎新婦の1日を追った動画を使って、プランナーの具体的な仕事内容について解説。この日一番学生たちのペンが忙しく動いた時間となりました。

講義終了後は、館内見学へ。
レセプションホール、最上階に1室だけ設けられたプライベート空間、縁側と欄間にオリエンタルな家具が並ぶ一室から、造園以来1本も植え替えることなく育まれた樹木や草花が広がる庭園、邸宅夫人が毎日祈りを捧げた礼拝堂である独立型チャペルなど、過去の事例や演出実例なども含めながら説明いただきました。

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こういった純和風建築にあまり馴染みのない学生は、訪れる場所場所に興味深々。見たことのない窓や鍵の形状、釘が1本も使われていない建具に、声を上げて驚く場面も。一方、こうした環境・造りだからこそ可能な空間演出があることを聞くと、イメージが湧いたのかとても楽しそうな表情に。ホテルとはまた違った世界観を体感できる貴重な経験になったようです。

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最後に行われた質疑応答では、「バリアフリー対応になっていないが、どう対応しているのですか?」「利用されるお客さまの層は? 外国人の利用は?」「ホテルウェディングとの違いは?」「蘇州園がほしい人材は?」など、さまざまな質問が飛び交いました。

タイプの違う結婚式場を、実際に訪れて、自分の目で見て、話を聞いた2日間。学生たちにとっては、将来自分がどういう方向に進みたいのかを考えるいい機会になったようです。質疑応答の際にも言われていましたが、それぞれの会場の特徴や仕事内容をしっかり落とし込んで、自分がどういう仕事をしたいのか、どちらに向いているのか、をじっくり考えてみてほしいと思います。

ザ・ガーデン・プレイス蘇州園とは・・

神戸・御影にある絢爛豪華な純和風建築の結婚式場。元は、1934年(昭和9年)に旧財閥の別邸として建てられました。第二次世界大戦の戦火も、未曾有の被害をもたらした阪神淡路大震災をもくぐりぬけ、今なお当時の木造の風情を守り続けています。
戦後、この邸宅を譲渡された企業家が、自分が憧れていた中国・蘇州の美しい庭園になぞらえて【蘇州園】と名付け、中華料理店を開業。長きにわたり多くの著名人に愛されてきましたが、震災後の1995年に形態を変え、結婚式場として生まれ変わり、今に至ります。

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