目指せ!学生ベンチャー。現役経営者を前に渾身のプレゼンテーション
公開日:2019年11月28日
11月15日(金)、【起業・ベンチャー型事業継承者育成プログラム】を受講する学生5名が、現役経営者に向けて事業プランのプレゼンテーションを行いました。
本学では、起業や事業承継を目標とする学生を対象に、【起業・ベンチャー型事業継承者育成プログラム】を開講しています。今回のプレゼンテーションは、学生ベンチャーとして起業や事業継承にチャレンジできる『流科大版 マネーの虎』というプログラム内の企画。現役経営者が審査員となり、学生の事業プランをジャッジし、優秀者には出資を行うという夢のような企画です。
学生5名が‟熱い想い”を現役経営者に堂々プレゼン
今回、プレゼンテーションに参加した5名は、スタート時こそ緊張していたものの、現役経営者7名を前に堂々とした佇まいでプレゼンテーションに挑みました。
5名のプレゼンテーション内容
- 新しい電柱広告『広告付防災方式看板』の提供
- 留学生・外国人就労者サポートサービスの提供
- 焼酎と缶詰を提供する立ち呑み屋の運営
- 実家のクリーニング店の店舗・事業拡大
- スマート農業の実施
事業内容や事業展開、収益や広報活動、そこに込めた想いや将来のビジョンなど、それぞれが、それぞれの目的のもと、自分のなかで温めてきた熱い想いを一生懸命伝えようとする姿がとても印象的でした。
驚きの新展開へ導く、鋭い指摘と斬新なアイディア
各プレゼン後の質疑応答では、『単価設定のズレ』『現実とのギャップ』『発想の転換』『リスクの分散』といった、現役の経営者だからこその鋭い指摘や質問も。一方、それぞれの企画や学生自身の強みを引き出したり、斬新かつ「なるほど!」と思うアイディアを提案したり、次につながる『気づき』もしっかり提示してくれました。発表者は自分では考えつかなかった指摘や提案に驚きながらも深く納得。必死にメモを取っていました。
今回から導入!‟企画価値を数値化”で学生のモチベーションUP!
今回から、各自のプレゼン&質疑応答後に、審査員7名が出資金額を提示するスタイルを採用しました。ただこれは、あくまでも「もしこの提案に出資するとしたら?」という仮定で、実際の出資の可否や金額ではありません。
自分たちの現状の企画がどれくらいの価値があるものなのか。それを数値化し、リアルな金額として見ることで、学生たちにとってより高みを目指すモチベーションになるのではないか。そういった意図で今回より導入したのですが、その想いはずばり的中。提示された金額がいくらであっても一様に嬉しそうな表情を浮かべ、次回へ向けての大きなモチベーションにつながったようでした。
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