【高大連携】 留学生と高校生の異文化交流授業

【高大連携】 留学生と高校生の異文化交流授業

公開日:2019年5月22日

兵庫県立須磨友が丘高校×流通科学大学

異文化交流授業

5月15日(水)に本学の国際交流スペース「World Hall」にて、兵庫県立須磨友が丘高校の生徒20名と留学生3名を中心に、異文化理解について交流授業を行いました。

友が丘高校では授業で中東・東南アジアの文化について学んでおり、“出身国の留学生と交流を図りたい”と本学にお声かけいただき、この異文化交流授業が実現しました。須磨友が丘高校との異文化交流授業は今回が初めての試みです。

留学生による自国の紹介

異文化交流授業

今回、ネパール出身のタクル アルン クマルさん(商学部経営学科 4年生)、カンデル ウマカンタさん(商学部マーケティング学科 3年生)とサウジアラビア出身のアルトゥライハーン ファハドさん(修士課程 2年生)の3名がそれぞれ、「自国の素晴らしい場所」や「自国ならではの風習」や観光するだけでは知ることのできないローカルな「食文化」などを紹介しました。

クマルさんやウマカンタさんは久しぶりに話すという英語で、ファハドさんは勉強中の日本語を交えてそれぞれ発表を行いました。
最初はお互いに緊張していた様子でしたが、自国の紹介が始まると高校生のみなさんはメモを取りながら真剣に発表を聞いていました。

お互いへの質問コーナーやゲームで交流を深めました  意外な質問に爆笑する一幕も

異文化交流授業

高校生からは、「日本の食べ物で何が好きですか?」と質問があり、ネパール人の2人ともが「寿司です」との答え。高校生たちは、外国人には日本の寿司が人気であることを改めて再確認できました。
ファハドさんについてはアラビア語や宗教、食生活などについて詳しい質疑応答があり、日本では感じることができない文化を新たに学ぶことができました。
また留学生からの質問では、女子高生が多いこともあってか、「なぜ、日本の女性は寒い季節にスカートを履いて、上着には分厚いコートを着ているのですか?」と意外な質問が飛び出し、World Hallに笑い声が響きわたりました。

場の空気が温まってきたところで「自己紹介ゲーム(HUMAN BINGO)」を行ない、さらに打ち解けてきました。
ゲームではお互いの国のことではなく、自分たちのことについてアピールをしました。文化の違いを感じながらも、共通の価値観を共有できる場となりました。

留学生から高校生に伝えたい3つのこと

World Hallでの国際交流授業の最後に留学生から高校生に伝えたいことが発表されました。
「将来、働くために好きなことを見つけてほしい」「いい友達を見つけてください」「ギブアップはダメです」と心に響くメッセージが送られました。

流科大の魅力は「多国籍の留学生との交流」

今回、サポートで参加していた日本人学生の松浦壮宣さん(商学部経営学科 2年生)も本学の魅力を語りました。

「流通科学大学の大きな魅力の一つは、国際色豊かな留学生と交流ができるところです。僕は学生寮に入っているのですが、『国際交流施設学生寮』という名前の通り、日本人学生と留学生がともに生活し、さまざまな国の学生とコミュニケーションすることで、語学力アップや異文化理解につながっています。このような貴重な経験を通して、自分自身が日々成長できていることを実感しています。」

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