日産自動車 LoB新企画を学生が提案しました

日産自動車 LoB新企画を学生が提案しました

公開日:2012年12月6日

日産自動車×流科大

2012年12月5日(水)本学にて、日産自動車LoB新企画提案 最終報告会を行いました。

日産自動車 LoB新企画

LoB(ライフ・オン・ボード Life on Board) とは乗り込んでから降りるまで、あらゆるシーンに新しい価値と経験を提供しようという日産自動車が提唱する技術開発のコンセプト。今回の企画は学生の視点から車のインテリアについて運転しやすい、快適、上質と感じるようなLoBに関する提案や、車を買いたいと思ってもらえるような提案を行うというものです。

日産自動車 LoB新企画

8月下旬のエントリーシート提出からスタートし、10月のワークショップを経て迎えた今回の最終報告会には、授業で学んだマーケティング手法やスマートフォンのアプリケーションなどの知識を基に、車に新しい価値を創造しようと7つのゼミから14チームが参加しました。

各チーム、趣向をこらしたプレゼンテーションを展開した結果、山下貴子教授(商学部)のゼミ生によるチーム「Necessary Just a way!!」の提案が最優秀に選ばれました。

日産自動車株式会社 商品企画本部 武部部長

若い人の車離れを感じています。今回皆さんからさまざまな提案を受け、プロモーションなどちょっとした工夫で実現できるものは今後生かしていきたいと思います。
我々のものづくりは自分の夢がその始まりで、その夢にいろいろな問いかけをしてクオリティーを高め、商品化につなげていきます。皆さんの提案からもその夢を感じました。
今日皆さんが行なったプレゼンテーションは我々も現場でやっていることですが、今日は学生さんのプレゼンテーションを見るということで、フレッシュな気持ちで有意義な時間を過ごさせていただきました。

流通科学大学 石井淳蔵学長

社会や企業が抱える問題を自分達の問題として考え、解決策を提案する社会連携企画。今回は日産自動車株式会社の皆さまに御協力いただきました。
解決策や新しいものを作り出すのはとてもパワーを使いますが、机に向かって行なう勉強とは違う楽しさがあったのではないでしょうか。
また今回は仲間の大切さも感じました。4人グループの場合「1+1+1+1=4」のパワーではなく、考え方や協力次第ではそのパワーが10にも20にもなります。そういうこともこの「実学の学び」の中で経験してください。

優勝した山下貴子ゼミ Necessary Just a way!!

運転が苦手な人をターゲットにした車を提案

日産自動車 LoB新企画

運転が苦手な人も楽しく運転できるようにというのがコンセプトです。自分達が免許を取得した教習所の教官などにアンケートやヒヤリングを行なって資料やデータを集めました。ただ単に運転が苦手な方だけでなく、今後高齢化社会が進むので、運動能力が低下したお年寄りの方にも安心して乗っていただける車だと思います。
中間報告会で好評価をいただいたのですが、その後チーム内でいろいろと意見が分かれ、チームがまとまらない時期もありました。でもせっかく5人のチームなのだから「全員の力を合わせて発表しよう」という気持ちで最終報告会に臨みました。
プレゼン終了後の質疑応答でメンバー全員で審査員の方の質問にお答えし、チームワークの良さも高く評価したと受賞時に言っていただきとても嬉しかったです。

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