浜弥鰹節株式会社 代表取締役 木村 忠司さん

浜弥鰹節株式会社 代表取締役 木村 忠司さん

公開日:2021年5月14日

木村 忠司さん

2000年3月卒業 私立大阪学院大学高等学校出身

1947年創業。2015年に3代目代表取締役に就任。
削り節製造販売、だし関連商品の卸売り、だしレシピの開発のほか、鰹節の香料を開発するプロジェクトも現在進めている。

1996年

中内㓛氏に憧れて、流科大に入学卒業後は不動産会社の営業職へ

尊敬する実業家・中内㓛氏が設立した大学であることにひかれ、流科大を志望する。「人間関係論」などの授業を通じて、経営におけるコミュニケーションの在り方や人間関係の構築に興味を持つ。卒業後は不動産販売の会社に就職し、仕事の基礎を学ぶとともに、営業力を磨く。

2001年

家業である浜弥鰹節に入社だし文化の普及活動にも取り組む

会社を退職、祖父が創業した浜弥鰹節株式会社に入社。平社員からスタートし、製造から営業まですべての仕事を経験する。また、2009年に食育インストラクターの資格を取得。「勝男武士」を名乗り、さまざまな場で「食育&だしのとり方」講習会を開き、鰹節を通して日本の食文化の魅力を発信する。

勝男武士!

「勝男武士」として、「食育&だしのとり方」
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2015年

代表取締役に就任鰹節の消費拡大を目指して

「勝男武士」の活動が広まり、2010年にはNHK朝の連続テレビ小説「てっぱん」で鰹節の考証を担当する。2015年、代表取締役に就任。飲食店、ホテル、食品メーカーへの卸業務のほか、鰹節の未来を考え、一人暮らしや家庭などで使いやすい鰹パック、ふりかけなどの新製品の開発にも力を注ぐ。

2020年

鰹節の新たな香料を開発する「香りプロジェクト」が始動

現在、加工食品に利用されている鰹節の香料は、本物の鰹節と比べてほとんど香りがしない。そこに着目し、香りを数値化することを実現した大阪大学産業科学研究所と共同で、鰹節の香りを再現する「香りプロジェクト」が始動。加工食品への応用によるマーケットの拡大が期待される。

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