テーマは、留学生の母国事情! 今年も高校生と『異文化交流授業』でディスカッション
公開日:2022年7月1日
6月22日(水)、国際交流スペース・World Hallにて、本学の留学生と兵庫県立須磨友が丘高校の生徒が『異文化交流授業』を行いました。
須磨友が丘高校では、2年次・3年次の選択科目に『異文化理解』の授業があり、中東・東南アジアの文化について学んでいます。それに伴い、中東・東南アジア出身の留学生との交流を希望された同校からの要請を受け、2019年より交流授業を実施。今年で4回目となります。
この日参加したのは、8の国と地域の留学生11名と高校生30名。留学生は出身国ごとにわかれ、高校生2~3名とチームを作り、それぞれのテーマに沿ってディスカッションを行いました。テーマは、教育・結婚・マナー・料理などさまざま。お互いの国との習慣や文化の違いに驚いたかと思えば、共感できる情報や価値観で盛り上がったり。どのテーブルからも、笑い声や驚きの声があがっていました。
授業の最後は、ディスカッションした内容をまとめ、各チームごとに発表。「知ろうとする」「伝えようとする」、その意識や姿勢が国際交流には欠かせないことだと感じたようです。
授業を終えた高校生たちは、オープンキャンパススタッフの案内で、講義棟やメディアセンター、レストランなど、学内のさまざまな施設を見学。大学の雰囲気を味わいました。
今年は、打ち解けるまでにあまり時間がかからなかった留学生と高校生たち。国籍や言葉の壁を越えて、積極的にコミュニケーションを重ねていくことで、互いの文化や価値観への理解を深めることができた貴重な時間となりました。